米粉パンの穀物感をどう出す?Bake277がヘンプブランを選んだ理由

『HEMPS 有機ヘンプブランパウダー』を使ったパンを店頭販売している、横浜・石川町のグルテンフリーベーカリー『Bake277』を訪ねました。店主の滑川里恵子さんにヘンプブランを米粉パンに取り入れるようになった経緯をおうかがいしました。

米粉パンの課題を支えるヘンプブラン

店主の滑川さんは米粉パンづくりを追求するなかで、グルテンフリーでも穀物の香ばしさや奥行きを感じられる素材を求めていました。

「ドイツパンやカンパーニュのような、穀物感のあるパンが好きな方は多いです。でも、小麦アレルギーがある場合、選択肢が少なくなります。何かないかな……と探していた時に出会ったのがヘンプブランでした」(滑川さん・以下同)

滑川さん曰く、「米粉パンはグルテンがないため、水分が抜けやすくパサつきやすい特徴があります」とのこと。そこにヘンプブランを配合することで、このようなメリットを感じたそうです。

●水分保持力が高まる
●生地の形を支えやすくなる
●香ばしさが加わる
●穀物感を演出できる


「ふわふわの米粉パンはたくさんあります。ですが、私が作りたいのは穀物を感じる米粉パンです。その素材として、ヘンプブランには本当に助けられています」

焼き菓子との相性にも可能性がある

米粉パンに続いて、現在はマドレーヌなどの焼き菓子にも試験的にヘンプブランを使用を始めたそうです。

「米粉は小麦粉ほど油脂を吸わないので、焼き菓子が油っぽくなりがちです。でも、ヘンプブランを取り入れることで、ヘンプブランが油脂を抱えてくれるので、生地がまとまりやすくなります」

さらに、「香ばしさが増して、ふっくら仕上がりますし、苦味がほとんど気にならないという特徴も感じています。パンだけでなく、グルテンフリーの焼き菓子にはもっと可能性があると思っています」とお話ししてくださいました。 お話をうかがうなかで、「健康だからではなく、おいしいから食べる」という滑川さんの言葉は印象的でした。「ヘンプは、健康食品として紹介されることが多いですよね。でも私は“おいしいから食べる”でいいと思うんです」と。


実際に『Bake277』では、「ヘンプブランパンは、どう食べるんですか?」という質問も多いそうです。その際、「おすすめは、バターをたっぷり塗ること」とお答えしているとのことでした。

「ヘンプブランのほろ苦さと乳製品のコクが引き立て合い、よりおいしく楽しめます」と、滑川さん流のおいしい食べ方は、早速、HEMPSスタッフ内でも共有。

ヘンプブランのこれから

インタビューの最後に、「ヘンプランをもっとたくさんの方に、自然と食卓に取り入れてもらいたいです」と、滑川さんがお話してくださいました。

滑川さんのインタビューを通して、パンだけでなく、焼き菓子やスイーツなど、ヘンプブランの新しい可能性も見えてきました。HEMPSとしても、「健康のためだけではなく、おいしいから選ぶ」。ヘンプブランが、そんな日常の食材として広がっていく未来が楽しみです。

グルテンフリーのパンとお菓子 Bake277
横浜の中心、元町から徒歩10分の静かな住宅街にある、柏葉通りに面した小さな小さなお店。米粉マイスターが丁寧に焼き上げるグルテンフリーのパンと焼き菓子が10~14種類程度並ぶ。

Instagram @bake277yokohama