2025年 蠍座シーズンの星読み

こんにちは!星読み師のYūcaです☆

HEMPS JOURNALで、毎月の星読みを担当させて頂きます。
太陽の動きから、その星座のシーズン特徴をお届け致します。

宇宙に浮かぶ星々は、太古の時代から私たち人間にメッセージをもたらせてくれる存在でした。

現代においても、社会の変化や私たちの暮らしにも、星の運行は大きなヒントとなります。
地球や私たちも自然界の一部…星の流れを味方に付けて、満天に輝く人生を!

太陽が蠍座へ入りました

10月23日に太陽が蠍座に入りました。

蠍座の皆さま、お誕生日シーズンおめでとうございます!

太陽は10月23日~11月21日まで蠍座に滞在します。

これからの蠍座シーズンの星読みをお届けします。

蠍座はどんな星座?

蠍座のキーワード:深い絆、脱皮と変容、深層心理、独占欲、ミステリアス、ゼロか百

蠍座のキャラクター:一見もの静かに見えても、深く鋭い洞察力で現実の裏と表を見つめる千里眼を持つ。物質的な価値よりも精神的な価値を大切にするため、自分の人生を懸けるに相応しい価値を見出した際には圧倒的な底力を発揮します。そのパワーは闇を光に変えるメタモルフォーゼの次元。交友関係は深く狭くが心地良く、絆と信頼に価値を置き、恩を恩で返そうとする情深い人たち。その反面、一度嫌いになると蠍座の門は二度と開くことがないのでご注意を。

守護星:冥王星

冥王星のキーワード:終わりの始まり、破壊と復活、強制と極限、圧倒的な威力、徹底的な変容、磁力あるカリスマ性

蠍座が照らす絆の本質 人間関係の深層へ

このところ朝晩は随分と冷え込むようになってきましたね。秋晴れの空は高く広がり、その空の青さと紅葉の赤や黄色のコントラストが美しい季節を迎えます。

ふと頬を刺す風が、いつも以上に冷たく感じる…そんなセンチメンタルな情感が蠍座シーズンの醍醐味であり、秋の深まりと共に、私たちは自らの内側へと向かっていく力を更に強めていきます。

占星術の世界では、太陽が十二星座を旅するかのように、私たち人間の意識が向かうステージも変化をしてゆきます。天秤座で人間関係を経験した私たちは、蠍座でその関係をより深めるべく、誰かと精神的に一つになる事を願います。

その姿は物理的な肉体を超えて、四次元領域で交わされた約束事を果たすかの様です。交わされた約束は内側の深い領域での絆となり、精神性として受け継がれる事で、私たちは姿形に囚われる事のない本質的な価値をこの世界に見出していきます。

蠍座シーズンは、人類規模で価値の見直しが起こってきそうです。それというのも、時代を大きく変化させる力を持つ、天王星と海王星が逆行により一つ前の星座に戻っていくタイミングがこの一カ月で起こるのです。

分離の痛みが愛へと変わるとき 水のエレメントが映す、魂の癒しと成長

水のエレメントは私たちの魂の記憶であり、人間の世界に於いては‟あの世とこの世”の架け橋となってくれます。このエネルギーは人間にとって、最も奥深くに根ざした魂と生命の根幹となって巡ります。

私たち人間は、地球という星で生きる旅のプロセスで“分離”という痛みを経験します。これは、三つの水エレメントの星座で起こります。

最初の水の星座『蟹座』では、“母親との分離”を経験します。

二番目の水の星座『蠍座』では、“他者との分離”を経験します。

最後の水の星座『魚座』では、“この世からの分離”を経験します。

この経験により私たちは心の痛みを味わいますが、同時に内面にもたらされる最も尊い情感として『愛と感謝』を経験するのです。蠍座での“他者との分離”は、この世界で自分が深く関わった相手や共同体からの旅立ちのプロセスです。それは深い領域でのダイナミックな変容であり、たとえ別の運命を辿る事となったとしても、精神的な学びとして人間を成熟させるエッセンスとなるのです。

私たち人間は、自分が関わった相手から必ず影響を受け、互いを染め合う芸術的な生きものです。

牡牛座が『今世のみ所有可能な物質的な豊かさや、アート感覚の美しさ』であり、真反対のエネルギーである蠍座は『来世でも消える事のない精神性や継承した魂そのものの美しさ』を影響として受け継ぐのです。

それは永遠にアナタの内側で生き続けて、いずれ愛や感謝にカタチを変えます。この先もずっと、アナタの生命に乗せて脈々と循環されてゆく愛の教えとなるのです。

10月22日 海王星魚座期の最終章 幻想の終わり、愛のはじまり

7月に逆行を開始した海王星。10月22日に海王星にとってのホームグラウンドである魚座へと還ってきました。12月10日には順行へと戻り、2026年1月27日には、新たな時代の幕開けとなる牡羊座へと移動します。

十二星座を一周するのに、約165年もの月日を要する海王星。ホームグラウンドである魚座に滞在するのは、今世紀で残り約三ヶ月間をもって最後となります。

この期間、海王星はやり残した大仕事をするかの如く、私たちがこの星に生まれてきた各々の“魂の目的”を思い出すような揺さぶりをかけてくる事でしょう。

この三ヶ月間は、肩の力を抜いて迷う自分を許してあげて欲しいのです。そして、人に親切にするように、自分にも親切にして欲しいのです。人に優しくするように、自分にも優しくして欲しいのです。

まずは、自分が自分に愛を与える事を完全に許してあげて欲しいのです。

何かをしなければ、何かを与えなければ自分には価値がないというのは幻想であり、最も大切な事は、アナタがどう在るかなのです。アナタ自身がアナタをどう扱うのか?その在り方によってアナタの世界は創られていくのです。

人は誰しもが未熟な存在です。それは決して足りていない訳ではありません。未完成で在るからこそ、アナタもワタシも美しいのです

11月5日 牡牛座の満月 スーパームーンが照らす、本質的な豊かさ

この日は今年一年で最も月が大きく輝くスーパームーンです。

モヤモヤした霧が明け視界が開くように、思考が冴え渡る満月です。

これまで社会的なステイタスから安心を得ていた保険材料が、実は最も足枷になっていた事に気が付いてしまうかもしれません。

本当に欲しかった価値あるものは、既にアナタの身近に在るのだと、内側から満ちる感覚が湧いてきます。

無理な背伸びをして立っている姿は、一見すると成長のように見えますが、本質的な成長は“足るを知る者は富む”という、経験から学び得た内なる知性を立ち上げる事。それにより本質的な価値を見出せる、人間的な成熟が深まっていきます。

この満月では、こんなメッセージが聴こえてきそうです。

『本当に大切なモノは外側に求めても永遠に見つからない。それはいつだって、アナタの足元に転がっていたり、自分の内側に在るのです』

そして、良い意味でスッキリと諦めがつくような出来事が起こりやすく、それにより自分の繋がるべき本線が明確になってきます。

ここでの諦めとは、過去感情の囚われに気が付き手放す事。そのプロセスを経て、違う選択肢を持つ勇気やアクションを起こす情熱が芽生えていきます。

話し合いが必要な場面では、相手の非を突く事ではなく、あくまでも自分の希望や意志を率直に伝える事で道は開かれていきます。

11月8日 天王星が導く新しい豊かさの形 “持つ”から“使う”へ

7月7日に双子座入りを果たした天王星。風の時代を象徴する水瓶座の守護星である事から、今年の占星術の世界ではタイムリーな存在として話題に上がり、記憶に新しい方も多いのではないかと思います。

9月に逆行を開始した天王星は、11月8日に牡牛座へと戻っていきます。再度双子座へと移動するのは2026年の4月末となりますので、約半年間をかけて牡牛座の所有の概念を書き換えてゆきます。

天王星は、双子座の守護星である水星のワンオクターブ上の次元の存在です。

水星は、私たちの肉体に付随する頭(脳)、口(会話)、手(作業)、脚(移動)を自分の道具としてどのように使うかを学ぶ領域です。それに対し天王星は、私たち人類が造り出したエネルギーや道具、科学技術の使い方を学ぶ領域なのです。

天王星の牡牛座時代は2019年に始まりました。これまで、マイホームやマイカーを所有する事が地の時代の豊かさとしての象徴でありましたが、この頃からシェアハウスやシェアカー、シェアオフィス等、利用したい時に利用料を支払い、所有のコストやメンテナンスから解放され、より身軽な暮らし方が身近になってきました。

お金の概念では、現金ではなくスマホの決済での買い物は当たり前になりましたし、銀行の窓口の数は減り、ネットバンキングへと移行してゆきましたね。

このように、天王星は過剰になりすぎた概念の盲点を突くかの様に、無駄を省き改良してゆきます。

天王星が牡牛座へと戻る半年間は、社会的な肩書きを所有する事からも解放されていくのではないかと予想されます。既存の会社を辞めフリーランスへ転身する方が増え、個人の声がより社会的な力を持っていくのではないかと考えられます。

11月20日 蠍座の新月 古巣からの解放と新たな自分との出会い

人は誰しもが慣れ親しんだ古巣に安心感を抱きます。古くなった巣は役割を終えるものですが、ここに情を持ち込んでしまうとアナタを守り育てる存在であったはずの巣が、アナタを縛り付ける縁(因縁)となってしまいますね。

情を持ち込むのであれば、これまでのアナタを支え育ててくれた事への感謝の想いとして上書きするのが最良な方法となります。

どんな場合でも、古い情念は新たな出会いの邪魔をします。それは最もアナタが新たな自分と出会う妨げとなってしまうのですね。

離れゆくものを追う必要はありません。アナタの “生きる目的”から不純物が取り除かれて浄化されるエネルギーを感じ取ってみて下さい。

そして、生まれてきた理由に目覚めていくような魂のプロセスである、意識の大変容がアナタを後押しします。

『関係の修復よりも、自身の在り方を修復しなさい。そして、生まれてきた真なる目的をアップロードするのです』

この新月では、ご自身に起こっている事を感情で味わうステージから抜け出て、自らの心を眺め観るような客観的な視野を意識してみて下さい。瞑想や内観のシェアワークに参加してみるのもオススメです◎誰かとシェアする事で、意識の変容が起こり、新たな自分と出会っていく事になります。

蠍座シーズンのキーポイント

去る者は追わず引き際を大切にする

内側へと向かう余白の時間を作る・内観のシェアワークに参加してみる

過去の感情と今後の未来を区別する

保険や惰性での関わりを解消する

ゼラニウムの香りで自己信頼を取り戻す

HEMPSのオススメレシピ

秋が深まり、風が冷たく乾燥を感じるこの季節にぴったりなのが、ヘンププロテインパウダーを使った「かぼちゃと豆乳のプロテインスープ」。
かぼちゃと豆乳はどちらも体をやさしく包み込むように温め、乾いた空気でこわばりがちな体を内側から整えてくれます。

かぼちゃの自然な甘みとオニオンパウダーの香りが巡りをサポート◎。さらに、植物性タンパク質が豊富なヘンププロテインが、日々のエネルギー補給を助け、栄養バランスを整えます。

忙しい朝にも、ゆっくり過ごしたい休日にもおすすめの一杯。心と体がほっとゆるむ、秋の潤いスープで季節の変わり目を心地よく過ごしましょう。

かぼちゃと豆乳のプロテインスープ

蠍座シーズン一ヶ月が、皆さまにとって充実した時間となりますように!

Profile

星読み師 Yūca – 星を読み人間の在り方を地球で考える人 –

10代~30代をアパレル業界のデザイナーとして過ごす。
自身の病気をきっかけに『自分を知りたい』という思いにかられ心理占星術の学びを始める。
クライアントさんの心理的背景を大切にし、対話を交えた星読み鑑定をオンラインで行っている。

『自分らしく生きたい』全ての方に向けて、日々SNSでメッセージを発信中☆

Instagram : @yuca_ruca