9月 16日 下準備不要で簡単!ヘンプミルクの作り方
最近では、、牛乳の代替品として、日本のスーパーでもソイミルク(豆乳)、アーモンドミルク、ライスミルクなど、様々な植物性ミルクが買えるようになってきました。
植物性ミルクが普及してきた理由はいくつかあるようです。
一つは、牛乳の乳糖(ラクトース)という成分を分解できない体質の方がたくさんいらっしゃること。海外では乳糖が入っていないものを指す言葉「ラクトースフリー(lactose-free)」が浸透しています。
2つ目は、健康意識・環境意識の変化によるところです。
一般的に、家畜を育てるためにはたくさんの飼料を必要とし、牛のゲップや糞尿からは温室効果のあるメタンがたくさん含まれるなど、牛乳は植物性ミルクよりも環境負荷が高いと考えられています。また、Vegan的な視点からは、種差別・搾取の問題などから、植物性ミルクを選択する人が増えているようです。
そのような時代の変化のなか、オーガニック・ヴィーガン対応のカフェでは、ヘンプシードで作った「ヘンプミルク」も徐々に浸透し始めています。
そんなヘンプミルクですが、実はヘンプシードから簡単につくることができるのをご存知でしょうか?
今回は、HEMPSのヘンプシードを使った、お家でできる、簡単ヘンプミルクの作り方をご紹介させていただきます。
濃厚10%のヘンプミルクの作り方
植物性ミルクの代表格である豆乳は、JAS規格で定義が設定されており、「無調整豆乳」「調製豆乳」「豆乳飲料」に分けられます。無調整豆乳では、豆乳中の大豆の割合が8%以上とされております。こだわりのある豆乳製品の中には、大豆が10%以上利用されているリッチな豆乳も販売されているようです。
一方、世界で販売されている紙パックのヘンプミルクは、ヘンプシードが3%~4%程度しか利用されていないものがほとんど。
今回は、せっかくなので、ヘンプ10%のリッチ(濃厚な)なヘンプミルクを作ってみることにしました。
ヘンプミルクの材料
○材料
・ヘンプシード (20g)
・水 (180g)
○必要なもの
・ブレンダー (ミキサーでOK)
・コップ
・キッチンスケール (なくてもOK)
今回は、重量をキッチンスケールで測りながら作りましたが、ざっくりでOKと思います。
まずは、ヘンプシードを20g 用意します。ざっくり大さじ山盛り一杯で25g程度になります。
お水 180g を用意します。
ヘンプシードをお水に投入します。合計200g ヘンプシード10%です。
ブレンダーで一気に粉砕します。
ヘンプシードミルクは豆乳と違って、水に浸してふやかす下準備の必要もなく、飲みたくなったらすぐに作れるのが良いんです。
高速でカッターが回ることにより、微粉砕され、乳化が進みます。
1分程度ブレンダーで回し続けることで、粒はほとんど粉砕され、乳化したような状態になります。
完成しました!
ヘンプシードに含まれる、緑の殻も、細かく粉砕されています。
殻が気になる方は、目の細かいザルなどで濾すのもいいかもしれません。
お味のほうは、、、10%ということもあり、非常に濃厚です!
ヘンプシードはオメガ3・6などの必須脂肪酸が豊富だからか、クリーミ-な舌触りがあります。
もう少し長くブレンダーで混ぜると、スチームミルクっぽくできるかもしれませんね。
クリーミーな飲み口なので、少し甘みを追加したら更に美味しく飲める気がします!
コーヒーと混ぜて飲んでみました。美味しい!
麻炭を一緒に混ぜるのも良いかもしれませんね。
是非皆様も色々な濃度や味付けでお試しくください!
↓はデーツとバニラで調整したヘンプミルクの作り方動画です。