5月 9日 有機JAS認証とヘンプ生産地リトアニアの栽培農場・加工工場について

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HEMPSのヘンプシード、ヘンププロテイン、ヘンプシードオイルは、EUオーガニック認証所得済みのオーガニックヘンプシードを輸入しております。現在はリトアニアで有機栽培され、リトアニアの有機認定工場で加工されたものを輸入しておりますが、今回は改めて有機JAS認証制度についてご紹介したいと思います。また併せて、現地のヘンプ栽培農場と現地加工工場の動画や写真をご紹介いたします。

有機JAS認証とは？

「有機JAS認証」は、日本農林水産省が制定した日本の有機農産物の品質と安全性を保証するための認証制度です。JASは、「Japanese Agricultural Standards」の略で、日本の農産物の品質基準を指します。

この認証を得るためには、農産物が特定の基準に従って生産されていることを証明する必要があります。具体的には、合成化学肥料や合成化学農薬の使用を避け、持続可能な農業方法を使用することが求められます。

有機JAS認証を取得した農産物や製品については、「有機JASマーク」を表示することが許されます。これは、消費者が安心して有機製品を選ぶことができるようにするためのものです。

このように、有機JAS認証は、日本の有機農産物の生産者や消費者にとって信頼性と透明性を保証する重要な制度となっています。

輸入農産物の有機認証について

ヘンプシードのような輸入農産物の場合は、海外現地で有機JAS認証を取得するか、同等性を認められた海外有機認証（米国であればUSDAオーガニック、ヨーロッパであればEUオーガニック認証）を取得している必要性があります。HEMPSのヘンプシードの場合は、EUオーガニック認証を取得しています。
また、弊社のような輸入業者は、有機JAS認証輸入業者として認証を取得する必要があり、その後の各工程に関与する事業者も有機認証を取得しなければなりません。なお、有機JAS認定業者は定期的な監査（品質管理やトレーサビリティーについて）を受け、常に厳格な基準を満たす必要があります。

もちろん、ヨーロッパでの有機認証についても、日本の有機JAS認定と同様厳しい認証制度が敷かれています。栽培だけでなく、加工（洗浄・選別・抽出など）も有機認証の対象となります。

HEMPSのヘンプシードの栽培圃場の様子、工場設備の様子について

HEMPSでは、美味しく安心してお召し上がりいただくために、定期的に現地への視察を行っております。
せっかくですので、今回はリトアニアの栽培農場や加工工場について、一部動画や写真をご紹介させていただきます。

まずは、現地の畑や現地工場の様子について少し動画がありますので、御覧ください。

冒頭でヘンプ農場、加工機械が実際に動いているところをご覧いただけます。

また、コロナ禍でなかなか訪問が難しかったのですが、2022年11月には、弊社代表が現地のヘンプシード加工の工場へ訪問視察を行いましたので、その様子も一部を写真とともにご紹介させていただきます。

巨大な倉庫には大量のヘンプシードが適切に保管されています。ここからヨーロッパ、北米、アジアなど、世界中に輸出されています。この工場では有機認証ヘンプシードのみを取り扱っています。

大きな加工工場ですが、隅々まで衛生管理も行き届いておりました。

なお、今回はヘンプの栽培・収穫のタイミングを逃してしまったので、次回はヘンプ栽培農場についても視察を行いたいと考えています。訪問後はまた皆様に現地の写真や動画もご紹介させていただきます。

HEMPSでは、各種認証を取得し、安心安全な、そして食べて美味しく健康に役立つ、そんなヘンプシードを皆様にご提供しつづけることができるよう、努めて参りたいと思います。

【追記】2023年の現地ヘンプ栽培の様子をアップしました。

2023年 リトアニア オーガニックヘンプ 栽培農場の様子