真夏の栃木!ヘンプフーズメンバーで麻の収穫のお手伝いへ

こんにちは!HEMPSブランドディレクターの那奈です。

HEMPSの麻炭100%パウダーの生産地、栃木県鹿沼市にある大森さんの畑にて麻の収穫のお手伝いへ通わせていただく夏となりました。

麻の収穫は日中は暑さが厳しくなるぶん、明け方からはじまります。

残念ながら畑の様子はご紹介できませんが、畑と連携し行う「湯掛け」作業をし、煮沸消毒をした後にハウスに干すのですが、私はメインに干す作業をお手伝いさせていただきました。

収穫した麻の葉を落とし束ねた麻茎を茹でる作業で、収穫当日に行います。
殺菌と収穫の際に付いた傷や汚れを落とす為、湯が煮えたぎった状態で
麻の半分を湯に入れ、色が鮮やかになり茎から泡が出て数秒時間を置きひっくり返し、もう半分も湯掛けするという工程。
熱さも増すなかの大切な作業で、職人さん技でもあります。

煮沸消毒をした後に麻をハウスに干していきます。こちらは開発担当の佐藤さん!
何往復も行うので、スタッフさんによると万歩計も1万歩は余裕にいくとのこと!

湯かけした麻を干す麻干し。
竹を敷いた上に広げ、風通しをよくして乾かします。
干しあがるまでの日数はお天気の具合により2〜4日かかるそうで、その間毎日、天地返しをして完全に乾燥させていきます。

その後、完全に乾燥したら麻茎は干したら束にして、納屋に収納され、全て手作業な麻の収穫。

収穫した麻の葉を落とす、”麻切り包丁”と呼ばれる刃先が細くなった刃渡り50cmあまりある刀を
大森 由久さんが毎日研いでおられ、麻農家になることの精進などいろいろとお話しを伺いました。
道具一つとっても、日本人の物作りへの想いが伝わってきます。

真夏の炎天下、麻を引き抜く作業もハウスの中の作業も
全て体力勝負。

精麻ができるまで
おがらができるまで
麻炭ができるまで

どれをとっても
この夏の収穫が大事なのだと
野州麻チームの皆さんの収穫される姿に感銘されながら
日々学ぶことばかり。

ここから、今年の精麻であったり
麻炭などが流通されるのだと思うと皆さまに良い麻をお届けしたい精神一択に。

朝3時起きで収穫に通った代表の松丸の体力にも尊敬しながら、麻をとりまくヒトのたくましさを体験した
今年の夏でした!