2月 10日 五感の中で唯一、本能でキャッチアップする嗅覚
こんにちは、HEMPSでライティングを担当している木川です。
前回のYucaさんの【自然界からの香りのギフト『テルペン』と12星座】を読んで、「やっぱり香りは大切!」と、改めて感じました。ちなみに私は獅子座なので、『テルペン』はミルセン。
日頃から香りは重要視しているのですが、その理由は、ダイレクトに本能に働きかけてくれるから。
視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の五感は、外界を感知する感覚機能。五感から得た情報は脳が処理しているわけですが、その中でも唯一、嗅覚だけは、感情や本能を司る大脳辺縁系に直接伝わります。他の五感は、理性を司る大脳新皮質に伝わるのが先です。
視覚、聴覚、触覚、味覚……理性、本能の順に処理される
嗅覚……本能のみで処理される
「香りが記憶に残りやすい」と言われるのは、このため!嗅覚は、さまざまな情報に惑わされない感覚なのです。
このことを知らなかったとしても、例えば、街ですれ違った人から漂ってきた香りで、「あ、好きな人と同じ香水だ」と思ったり、ふと懐かしい記憶がよみがえってきたりすることが象徴的な出来事です。私自身は、数年前にアロマ心理の勉強をする中で初めて知り、妙に納得したのを覚えています。以来、香りに助けられることはしばしば。
仕事柄、インタビューをさせていただくことが多いので、そんな時は『HEMPS』のロールオンで気持ちを落ち着かせたり、原稿を書くなど、デスクワークをする時はパソコンの近くにアロマストーンを置いて、気持ちをリフレッシュさせたりも。
アロマストーンは、素焼きの陶器や石膏、木材などで作られている、香りを染み込ませて使うツールです。火や電気を必要としないので安全に使えるのが魅力。個人的には、限定的な範囲で香りを楽しむのに向いていると思っていて、広範囲の場合はデュフューザーがいいと思います。
正直、香りの種類はなんでもいいと思います。それぞれに効果効能はありますが、好きな香りやいい香りだと思うものを取り入れるのが一番!ただ、精油など、自然、天然由来のタイプを取り入れるのがおすすめです。中には、合成香料が使われているものもあるので、特にブレンドされている場合は原材料表をチェックしてみてください。
なかなか世の中の状況は落ち着きませんし、この三連休は天気も心配なので、香りを味方につけながら、自宅で過ごす時間を楽しんでくださいね。